MSX 開発に入門
MSX 開発に入門
(ΦωΦ)フフフ… pic.twitter.com/dZBpecNagu
— sacopon.dev (@sacopon_dev) 2016年11月29日
MSX2 を入手したのでどうせならMSXのプログラミングにもチャレンジしてみたいと思います。
MSX 開発環境構築
まずは開発環境の準備ですが、
実機は普通に使っているとキーボードが壊れてしまうのではないかと不安になるので
エミュレーター上で開発の環境を整えようと思います。
本体システムROMの吸い出し
Mac を使用しているので、エミュレーターにはCocoaMSXをダウンロードしました。
エミュレータには互換BIOSしか乗っておらず、ゲームをやる分には問題ないですが
MSX-BASICなどは動かないようです。
そこで、実機からROMを吸い出してエミュレータでMSX-BASICが実行できるようにします。
ディスクを用意
幸いにも2HDのフロッピーディスクが家にありましたので、
左の穴をテープで塞いで2DDとして使うことにします。
Macでもディスクユーティリティから2DDがフォーマット出来ます。
実機側でフォーマットする場合はMSX-BASIC上で
CALL FORMAT
とコマンドを打ちます。
ROM吸い出しプログラムを用意
パソコンでfMSX98をダウンロードし、添付されている「MAKEROM.BAS」を
ディスクにコピーして、実機から実行します。
プログラムの入ったディスクを実機に挿入して
RUN "MAKEROM.BAS"
とコマンドを打ち、出てきたメニューから1を選びます。
完了するとファイルがディスクにファイルが作成されています。
CocoaMSX に適用
ここから実機と同じ定義ファイルをダウンロードして
/Users/ユーザー名/Library/Application Suport/CocoaMSX
にディレクトリを作成して、吸い出したシステムファイルを配置します。
config.iniに記載されているファイル名に合わせて吸い出したファイルをリネームします。
MSX の選択
正しく設定ができていれば
CocoaMSX - Preference - System から実機と同じMSXが選べるようになっているはずです。